FT-IRのお仕事

Fourier Transform Infrared Spectroscopy

紫外・可視吸収スペクトル(UV-Vis)とは

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紫外・可視吸収スペクトル(UV-Vis)とは


紫外・可視吸収スペクトル(UV-Vis)とは

紫外・可視吸収スペクトルとは、波長190nm~780nmの紫外-可視光領域に現れる吸収スペクトルです。

対象試料に紫外線(波長190nm~380 nm)や可視光線(波長380 nm~780nm)を照射した時のエネルギー吸収を検出し、光の波長を横軸にとり、縦軸に試料に吸収された光の強度(吸光度)をプロットしたものを紫外・可視吸収スペクトルと呼びます。

紫外光

分子中の特にπ電子を励起するだけのエネルギーをもつ光。
紫外線。

可視光

分子中の特にπ電子を励起するだけのエネルギーをもつ光。
可視光線。


紫外可視分光光度計


一般的な光源
紫外領域:重水素放電管
可視領域:ハロゲンランプ

紫外・可視吸収スペクトルから分かること

紫外・可視吸収スペクトルを解析すると、分子の電子遷移に関する情報が得られます。

これにより例えば有機化合物の同定に利用することができます。

有機化合物の分子内の共役の程度が大きくなるにつれて、一番高い山の波長の値(λmax)は大きくなります(長波長となる)。

つまり一番高い山の波長の値(λmax)が大きいほど、対象試料には二重結合の共役の程度が大きい物質が含まれていることを意味します。