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計量関係法規の勉強法

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計量関係法規の勉強法

「計量法」(総務省)
(http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=404AC0000000051)を加工して作成

計量法とは

計量法は、
計量の基準を定め
適正な計量の実施を確保し
もって経済の発展および文化の向上に寄与することを目的とする法律であり、
経済産業省が所管する。


計量法の役割

世の中に正確な計量器の供給

計量標準の確定

精度の低い計量の防止

自主的な計量管理の推奨

用語

政令:内閣が出すもの
省令:各省が出すもの


計量とは

計量とは、質量、光度、速さなどの計量法で定める物象の状態の量を計ること。
(計量法2条1項)


計量器とは

計量器とは、計量をするための器具、機械、または装置のこと。

器差が基準内でなくてもよい。

照射線量計、時計、直尺


特定計量器とは

特定計量器とは、
計量器のうち国民の生活に関係が深く、
器差適合などの計量法上の規制を課すことなどが必要な計量器として、
国が政令で指定したもののこと。

これにより正確な計量を確保する。

(計量法2条4項)
(取引・証明に主に利用されるもの)


特定計量器の検定の流れ

届出製造事業者が特定計量器を製造

都道府県などによる検定
(構造検定+器差検定)

検定合格(構造と器差がOK)なら
検定証印を特定計量器に付ける。

特定計量器を販売。

ユーザーが特定計量器を使用。

一定期間後…
特定計量器の種類に応じて
定期検査、装置検査、再検定を実施する。


器差とは

測定器が実際に示す値と
本来示すべき値との差。

測定器の製作過程から生じた誤差のこと。


検定公差とは

検定公差とは、
その特定計量器が検定合格となるための器差の許容最大値のこと。

検定とは

検定は特定計量器全般を対象としている。

検定は第16条、70条から72条で規定されている。


使用公差

使用公差とは、使用段階にある計量器について許容される誤差のことで、
検定公差の約1.5から2.0倍。

定期検査では使用公差が重要となる。

定期検査とは

定期検査は精度水準を維持するためにフォローの必要な特定計量器を対象にしている。

定期検査の対象となるのは、
非自動はかり(電子天秤、非バネ式はかり)、
分銅、
おもり、
皮革面積計のみ。

定期検査は第19条から39条で規定されている。


基準器検査とは

基準器検査とは、他の計量器の精度を検査するための計量器を検査すること。

基準器検査では、
検定、
定期検査、
その他の検査
に用いる特定計量器が対象となる。

基準器検査は第102条から105条で規定される。


計量証明検査とは

計量証明検査とは、計量証明事業に用いられている特定計量器を対象とした検査のこと。

他の計量器の検査には用いない計量器が対象となる。

計量証明検査は第107条から121条で規定される。


マーク(証印)の種類

検定証印

検定に合格した特定計量器に付ける。

基準適合証印

指定製造事業者の自主検査が合格の特定計量器に付ける。

装置検査証印

タクシーメーターが装置検査に合格すると付ける。

計量証明検査済証印

計量証明事業者に対する計量証明検査に合格した特定計量器に付ける。

基準器検査証印

基準器が基準器検査に合格すると付ける


型式承認とは

型式承認とは、
個別の特定計量器ではなくて、
特定計量器の型式(構造)を承認しておいて、
個々の特定計量器の検査を簡略化するための制度のこと。

計量法76条から89条で規定されている。

型式承認された特定計量器の検定の流れ

届出製造事業者が特定計量器を製造

都道府県などによる検定
(器差検定のみ)

検定合格(器差がOK)なら
検定証印を特定計量器に付ける。

特定計量器を販売。

ユーザーが特定計量器を使用。

一定期間後…
特定計量器の種類に応じて
定期検査、装置検査、再検定を実施する。


基準適合証印の流れ

届出製造事業者 (指定製造事業者の場合)

型式承認された特定計量器を製造

自主検査 (指定製造事業者が行う)

自主検査が合格なら
基準適合証印を付ける。

販売

計量士とは

計量士は計量器の検査や計量管理を的確に推進するための資格。

計量士は国(経済産業大臣)から特定計量器の特定計量器の精度を確認することができると認められている。

以下の4つが計量士の主な役割。

1.定期検査に代わる計量士による検査

2.計量証明検査に代わる計量士による検査

3.計量証明事業に関わる計量管理

計量管理とは、計量器の整備、計量の正確の保持、計量方法の改善などのこと。

4.適正計量管理事業所に関係する計量管理


計量士の仕事

計量士の仕事は計量器の検査、その他の計量管理を行うこと。

検査とは、全ての検査ではなく、上記の定期検査などの一部の検査のみ行うことができる。

また、都道府県知事などが行う「検定」を計量士が行うことはできない。

なお、計量士には基準器検査を受ける資格もある。


計量法に基づいて経済産業大臣ができること

第70条:検定

第73条:変成器付き電気計器検査

第75条:装置検査

第76条:型式承認